映画『シックス・センス』は1999年に公開された映画です。
主演・ブルース・ウィリスの、幽霊が見える特殊な能力を持つ少年と、優秀な小児精神科医によるサスペンス・ホラー!
今回は映画『シックス・センス』のあらすじやネタバレ、キャストや見どころについて紹介していきます!
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映画【シックス・センス】の作品情報
映画『シックス・センス』の作品情報は以下の通りです。
作品名 | シックス・センス |
---|---|
配給会社 | 東宝東和 |
公開日 | 1999年10月30日 |
上映時間 | 107分 |
音楽 | ここに説明文を入力してください。 |
監督 | M・ナイト・シャラマン |
脚本 | M・ナイト・シャラマン |
本作はインド出身の監督・M・ナイト・シャラマンが描く、異色のサスペンス・ホラーです!
主演・ブルース・ウィリスが演じる優秀な精神科医と、幽霊が見える少年が、お互いの心の傷を癒していく物語です。
サスペンス・ホラーでありながら結末を知って観る方がより楽しめるという、この映画の素晴らしさは鳥肌物です!
映画【シックス・センス】の主なキャスト
映画『シックス・センス』の主な出演者をご紹介します。
役名 | キャスト |
---|---|
マルコム・クロウ | ブルース・ウィリス |
コール・シアー | ハーレイ・ジョエル・オスメント |
アンナ・クロウ | オリヴィア・ウィリアムズ |
リン・シアー | トニ・コレット |
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映画【シックス・センス】のあらすじ
映画『シックス・センス』のあらすじをご紹介します。
優秀な小児精神科医のマルコスは、10年前に治療していたヴィンセントに腹を打たれ、ヴィンセントは自殺をします。
マルコムはヴィンセントを救えなかったことを悔い、1年後に同じような症例を持っている少年コールに出会って、次こそは救おうと決意します。
妻のアンナと夫婦仲が悪くなっていたマルコムですが、幽霊が見えていると正直に話してくれたコールの言葉を次第に信じていきます。
「幽霊の願いを叶えてやれ」というマルコムのアドバイスを信じたコールは、幽霊の少女の願いを叶えます。
それをきっかけに少しずつ自信を取り戻したコールは、妻との関係に悩むマルコムにある解決策を提案するのですが・・・。
映画【シックス・センス】のネタバレ
映画『シックス・センス』のネタバレはこちら!
〜お客様へお願い〜
この映画のストーリーには”ある秘密”があります。
これから映画をご覧になるお客様は、その秘密をまだご覧になっていない方たちに決してお話にならないようにお願いします。
〜ブルース・ウィリス〜
アメリカ・フィラデルフィア州。
優秀な小児精神科医のマルコム・クロウは、多くの患者を救ったことで名誉市民賞を授与されます。
その夜、お祝いのために妻・アンナとワインで乾杯したところ、マルコスは自宅に侵入者がいることに気づきます。
その侵入者は、マルコムが10年前に治療していたヴィンセントでした。
はじめは変わり果てた姿にヴィンセントと気づかなかったマルコムですが、彼の話から気づいたのです。
そして、ヴィンセントは救ってくれなかったマルコムを恨み、持っていた銃でマルコムの腹を撃つと自分は頭を撃って自殺しました。
マルコムは倒れたベッドの中で、ヴィンセントを救えなかったことを悔やみました。
翌年の秋 フィラデルフィア南部。
ヴィンセントを救えなかったことを悔いるマルコムは仕事に打ち込みます。
そして事件後は妻・アンナとの関係も悪くなり、話しかけても無視されていました。
そんな時、ある少年と出会います。
少年コールは、両親の離婚後に激しい不安感を抱えていました。
コールは情緒不安定なところがあり、どうしたらいいかわからない母親も頭を悩ませていました。
学校という社会で孤立するその姿とヴィンセントが重なり、マルコムはコールのことが気になります。
マルコムがコールに接触しようとすると、コールは急いで教会に逃げ込みました。
諦めずに追いかけたマルコムはコールに話しかけます。
すると「あなたはいいお医者さん?」とコールに聞かれたので、マルコムは「さあね。」と答えを濁します。
マルコムが帰宅すると、アンナはまた酔いつぶれていました。
そして、マルコムが地下室のドアを開けようとしてもやっぱり開かないのです。
マルコムは自分の書斎へ行き、昼間コールが人形に呟いていた言葉をラテン語辞書で調べてみると、「闇の底より主に訴えかける」という不可解な意味の言葉でした。
コールの母親・リンは、コールの行動が理解できずに悩んでいました。
なぜか不気味で不可解に感じるような行動が多いのです。
例えば、リンがコールの汚れたネクタイを洗濯機に入れるため、ほんの少し目を離してキッチンへ戻る間に、棚や引き出しの扉が全て開いているのです。
リンはそんな部屋の状態と、コールの行動に驚きます。
リンが気を取り直して「何か欲しかったの?」と聞くと、コールは「タルトクッキー」と嘘をつきました。
コールが席を立った後、そこには大人の手形が残っていますがリンは気づきません。
コールは学校へ行くのが本当に嫌でたまりませんでした。
ですが、母親を安心させるために同級生仲良しのフリをして学校へ入っていきました。
コールが学校から帰宅すると、リンとマルコムが一緒にいました。
そして、コールは学校で今日も楽しいことがあったというような嘘をつきました。
リンがいなくなった後、マルコムとコールは二人きりでゲームを始めます。
マルコムが提案した『心を読むゲーム』で、合っていたら一歩近づき、間違っていたら一歩下がるというルールです。
マルコムの質問に、始めのうちは一歩ずつ近づくコール。
しかし、肝心なところでマルコムはコールに近づけません。
一歩ずつ後退するコールはついに扉まできたところで言いました。
「あなたは良い先生だけど、僕のことを救えない。」そう言って、コールは部屋から去りました。
結婚記念日のお祝いに、マルコムはアンナとレストランにいました。
でも、アンナは何もしゃべらずに一人で食事を食べ終えました。
話しかけるマルコムを無視し「いい結婚記念日を」とだけ言い残してレストランを去りました。
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ある日、リンはコールの写真に違和感を覚えます。
コールが映っている写真には謎の光が差し込んでおり、その光はどの写真にも映っているのです。
そして、コールはその光のほうへ視線を送っているのでした。
学校の授業中にコールは先生に叱られてしまいます。
学校があった場所は以前は裁判所だったという先生に、コールは「絞首刑をやったところ」と言ったのです。
同級生のパーティーに呼ばれたコールは、その家でイタズラを受けました。
「牢屋入り」というイタズラで、コールは同級生2人に部屋に閉じ込められてしまうのです。
ちょっとからかうつもりだった同級生は、そこまでコールが拒絶反応を起こすと思っていなかったことに驚きます。
響き渡るコールの悲鳴でリンが駆けつけると、コールは気絶しており、身体には傷跡が残っていました。
病院に連れて行くと、リンは虐待を疑われてしまいました。
その後、マルコムと会ったコールは「どうして悲しいの?」と質問しました。
コールにはマルコムが悲しそうに見えたからです。
マルコムは妻・アンナとうまくいっていないこと、そして、10年前に救えなかったヴィンセントのことを正直にコールに話しました。
するとコールは「僕の秘密も教えてあげる」と言い、自分には幽霊が見えるのだとついにマルコムに告白するのです。
しかし、マルコムは始めはそれを鵜呑みにしませんでした。
精神的なものからくる幻覚と判断し、自分にはコールを救えないと考えます。
ですが、コールの言葉は本当だったのです。
コールのところに幽霊が現れると、室温が下がり、息が白くなります。
この夜もトイレに立ったコールの前には夫婦喧嘩の末に殺された中年女性が現れ、コールは怖くなって自室のテントの中に逃げ込むのです。
その後もコールは何度もマルコムに幽霊の話をしました。
リンは自分の母親の形見であるペンダントをコールに隠されたと思って怒りますが、コールは知らないと言います。
マルコムはアンナが、街で他の男性と仲良くしているところを目撃し激怒します。
するとその時、店のガラス窓が割れました。
コールは唯一自分の秘密を打ち明けたマルコムに助けて欲しいと思っていました。
しかし、マルコムは妻・アンナのことでいっぱいでコールを治せないと言います。
マルコムは自室で頭を抱えていた時、ヴィンセントとコールが改めて同じ症状があることに気づきます。
ヴィンセントも心霊現象に悩まされていたと気づいたマルコムは、半信半疑ながらもコールにアドバイスしました。
「幽霊はこの世に未練があるから残っている。だから、幽霊の望みを聞いてやればいいんだ。」
これを聞いたコールはマルコムの言葉を信じます。
ある夜、コールのテントに幽霊の少女が現れ、コールの目の前でいきなり吐き始めました。
コールはおびえますが、少女の願いを聞き、それを叶えることを決意します。
マルコムとコールはバスに乗って別の街へむかいました。
そこは少女の葬儀が行われている場所です。
少女には妹がいて、妹もまた謎の病気に苦しんでいました。
少女はコールに1本のビデオテープを差し出し、それを少女の父親に渡して欲しいとコールに頼みます。
コールは言われた通りに少女の父親にそのビデオテープを渡しました。
葬儀に来ていた親戚たちも一緒にそのビデオテープを観ました。
すると少女と妹のいる部屋で、二人の母親が食事に床洗剤を盛っている映像が映ったのです。
父親も、ビデオテープを観た親戚も、少女の母親に非難の目をむけます。
少女は母親に毒殺されており、同じ運命を辿る妹を助けたかったのでした。
〜少女の母親は、病気の子供を看病することで自分自身が注目を浴びたい病気だったのです。〜
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映画【シックス・センス】の結末ラストは?
少女を救えたことで幽霊への対処法が少しわかったコールには、自信が生まれます。
学校でもうまくいきはじめた様子を見て、マルコムは安堵しました。
コールは別れ際、マルコムに妻・アンナとうまくいく秘訣を教えてあげます。
それは、アンナが眠っている時に話しかければいいというようなことでした。
マルコムもコールに、母親に本当のことを話すようアドバイスして二人は別れました。
帰り道、渋滞していた車の中でコールは母親のリンに、幽霊が見えていることを正直に話し始めます。
コールの突然の告白に、リンは始めは信じませんでした。
二人が渋滞に巻き込まれている道の先で、事故が起きていました。
その事故で死んだ女性が窓の外に立っていますが、見えているのはコールだけです。
以前リンに叱られたペンダントの行方について、コールはリンに話します。
「おばあちゃんがごめんって言ってとよ。ママにダンスを見てたと伝えて欲しいとも言われた。」というコールの言葉にリンは言葉を失います。
リンと祖母にしか知らないようなこと、そして、祖母が幽霊でなければコールが知るはずもない内容の話をコールは続けます。
リンはついにコールの言葉を信じ、息子の苦悩を思って抱きしめました。
マルコムは帰宅すると、アンナは結婚式のビデオを再生しながら酔いつぶれていました。
コールのアドバイス通り、眠っているアンナにマルコムは話しかけてみました。
するとアンナは「なぜ私を置き去りにしたの?」と答えました。
そしてアンナの手から結婚指輪が転がり落ちました。
アンナの指には、アンナの結婚指輪がはまったままです。
すると・・・それは、マルコムの結婚指輪だったのです。
マルコムはそこではじめて、自分が結婚指輪をしていなかったことに思い至ります。
そして、自分はもうすでに、死んでいる・・・という衝撃の事実に至ります。
コールは最初に言っていました。
「幽霊は自分が死んだと思っていない。」
マルコムが幽霊になったのは、アンナへの未練とヴィンセントを救えなかった心残りがあったからだと気づきました。
アンナに別れを告げ、マルコムは去っていきました。
映画【シックス・センス】のまとめ
今回は、映画『シックス・センス』のあらすじやネタバレ、結末ラストなどについてまとめました。
美しく切ないサスペンス・ホラーの、あまりにも驚愕な結末は、何度観ても身震いすること間違いなしです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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